予知夢

2004年8月13日 読書
長編小説かと思って借りてきたら
短編小説だった…。目次だけばっと
確認したんだけど、気付かなかったよ。
なんだか最近短編にぶつかる確率が
高いなぁと思ってしまった。

まぁ、それは置いといて。
肝心の内容なんだけど、思いも寄らぬ方向で責められたけど
これはこれですごく面白いって感じだった。
隣人の首吊り自殺を予知夢で目撃した少女、恋人が
殺されていたまさにその時遠く離れた自宅で彼女を目撃した男、
旧家にある夫婦が引っ越して来てから突然発生した
ポルターガイスト…などなど、様々な超常現象をヒントに
完全犯罪と思われていた事件の真相に迫って行く…というもの。

一見『幽霊のしわざ』にしか見えない超常現象が、実は
犯人がアリバイのために作り出したものだったり、あるいは
犯人ですら全く意図しなかった偶然の産物だったり…。
私はオカルト系の話も推理系の話も大好きだったので
ものすごくわくわくしながら読めた。
まぁ、若干ご都合主義というか、『そんな偶然あるかい!』と
突っ込みたくなってしまう部分はあるけれど(苦笑)。

それにしても、最後の予知夢の話はいいなぁ。
最後の落ちが面白く、ちょっとぞっとする。
これが表題になったのが分かる気がする。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索