うーん、読み終わった後に
微妙にもやもやが残る作品。
東野作品で『すっきり感』を
感じられなかったのはこれが
始めてかもしれない…。
(ネタバレ有り注意!)
原因はやっぱり…事件の直接の動機だろうなぁ。
「人体実験」まではまだ何とか分かるんだけど、唐突に
「脳に手術して〜」のくだりが出てきたから…。確かに
サナエさんの前例を出してフォローしているから別にアンフェアでも
何でもないし、「見えない糸が〜」のくだりにも
結びつくんだけど…何て言うのか、唐突に現実味がふっと
消え失せてしまったような、そんな感覚。
うまく言い表せないし、自分でも何と言ったらいいか
掴めないんだけど、それまで入り込んでいた世界からいきなりぽんと
放り出されてしまったような感じがした。
それとも、私が気付かないうちに拒否感を示してしまったのかなぁ。
あと、「見えない糸」には作中でしっかり理由付けしてあるのに
主人公の不運の連続は本当に偶然の不運だったりとか。
イマイチ満足しきれない感じが何とも…。
ラストの『君の方だ』のセリフはシチュエーション的に
いい物があっただけに惜しい…。
あのラストシーンは映像で見てみたいなぁ。
微妙にもやもやが残る作品。
東野作品で『すっきり感』を
感じられなかったのはこれが
始めてかもしれない…。
(ネタバレ有り注意!)
原因はやっぱり…事件の直接の動機だろうなぁ。
「人体実験」まではまだ何とか分かるんだけど、唐突に
「脳に手術して〜」のくだりが出てきたから…。確かに
サナエさんの前例を出してフォローしているから別にアンフェアでも
何でもないし、「見えない糸が〜」のくだりにも
結びつくんだけど…何て言うのか、唐突に現実味がふっと
消え失せてしまったような、そんな感覚。
うまく言い表せないし、自分でも何と言ったらいいか
掴めないんだけど、それまで入り込んでいた世界からいきなりぽんと
放り出されてしまったような感じがした。
それとも、私が気付かないうちに拒否感を示してしまったのかなぁ。
あと、「見えない糸」には作中でしっかり理由付けしてあるのに
主人公の不運の連続は本当に偶然の不運だったりとか。
イマイチ満足しきれない感じが何とも…。
ラストの『君の方だ』のセリフはシチュエーション的に
いい物があっただけに惜しい…。
あのラストシーンは映像で見てみたいなぁ。
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