ポケットから出てきたミステリー
2004年7月24日 読書
ミステリーの短編集。
中にはミステリーと言うよりは哲学の
ような感じの作品も混ざってて、
なかなか深く読める。
ミステリー作品好きじゃない人でも
結構好きになれる作品がいくつか
あるんじゃないかな。
ということで、私のお薦め作品をいくつか。
『赤ん坊誘拐事件』事件を解決するまでの顛末が面白い。
いかにも海外らしいユニークで意外な方法で犯人探しをする
くだりが楽しい感じ。確かに赤ちゃんって第三者から見ると
全員同じような顔に見えるんだよなぁ(笑)。
『ガンダラ男爵の死』どっちかと言うと笑える話だと。
いや、これがちゃんとした推理小説だったら怒るところだろうけど
何となくこの短編だと許せる雰囲気がある。
『めまい』ミステリーというよりは、サスペンス?
人間の深層心理って時に思わぬものが潜んでいて恐い。
でも、いざ潜んでいるものが浮かび上がってきたら自分でも
どうすることもできないのかもなー。
『ありふれた殺人』
『陪審員』
『人間の最後のもの』
この3つは完全に哲学系のお話。この3つだけを読むためにだけでも
この本を手に取る価値はあると思う。特に「陪審員」はお薦め。
夫を殺した妻の裁判に陪審員として出席したある中年男性が
やがてその殺人犯を自分の妻と重ね合わせ…という内容。
翻訳物なんで文体にくせがあるから人を選びそうだけど
どれか1つだけでも試しに読んで欲しいもの。
中にはミステリーと言うよりは哲学の
ような感じの作品も混ざってて、
なかなか深く読める。
ミステリー作品好きじゃない人でも
結構好きになれる作品がいくつか
あるんじゃないかな。
ということで、私のお薦め作品をいくつか。
『赤ん坊誘拐事件』事件を解決するまでの顛末が面白い。
いかにも海外らしいユニークで意外な方法で犯人探しをする
くだりが楽しい感じ。確かに赤ちゃんって第三者から見ると
全員同じような顔に見えるんだよなぁ(笑)。
『ガンダラ男爵の死』どっちかと言うと笑える話だと。
いや、これがちゃんとした推理小説だったら怒るところだろうけど
何となくこの短編だと許せる雰囲気がある。
『めまい』ミステリーというよりは、サスペンス?
人間の深層心理って時に思わぬものが潜んでいて恐い。
でも、いざ潜んでいるものが浮かび上がってきたら自分でも
どうすることもできないのかもなー。
『ありふれた殺人』
『陪審員』
『人間の最後のもの』
この3つは完全に哲学系のお話。この3つだけを読むためにだけでも
この本を手に取る価値はあると思う。特に「陪審員」はお薦め。
夫を殺した妻の裁判に陪審員として出席したある中年男性が
やがてその殺人犯を自分の妻と重ね合わせ…という内容。
翻訳物なんで文体にくせがあるから人を選びそうだけど
どれか1つだけでも試しに読んで欲しいもの。
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