ネコロジー

2004年7月3日 読書
アルフィーの一員、坂崎さんの書いた本。
坂崎さんがひょんなことから
飼う事になった野良猫達のお話。

車の前に飛び出して来たのが
はじまりだったり、雨どいに落ちたのを
助けたりといろんなところに野良猫との
出会いが散らばっていて、微笑ましいんだけど
それだけ野良猫が多いんだなーって何だかちょっと複雑になる。

本の中には、ボランティアで野良猫に去勢・避妊手術を受けさせて
子供を産まないようにした上でえさをあげて管理してる
人達の話や、野良猫でも分け隔てなく診察してくれる
獣医さんの話なんかもあって心温まる一方、子猫が毒入りの
えさで殺されてしまった話や猫エイズで苦しむ猫の話とかも
あって、野良猫がどれだけ大変な境遇でくらしているか
よく分かる。そういう猫達への愛情とか、安易に子猫を捨てる
人達への怒りとかが感じられるすごくいい本。
うちの猫も元は野良猫だから、坂崎さんの気持ちがよく分かった。

猫が好きな人も、野良猫に頭を悩まされている人も
是非読んで欲しい。きっと野良猫に対する考え方が変わるはず。

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