題名はこんなんなんだけど、実際に
主人公達が事件に遭遇する事になるのは
春。周囲にも雪なんてないペンション。
何でかと言うと、登場人物は全員ある
劇に出演することになった役者達で
その劇が雪に閉ざされた山荘で殺人事件に
遭遇するっていうもの。
その劇の予行練習のためにペンションからは
一歩も出てはいけない。外部に電話で連絡をとってもいけないと
指示された。その指示を忠実に守っている中で殺人が…。
というお話。

いやはや、やってくれますね。読んでいて何よりもイライラ
ドキドキするのは、作中の登場人物達が皆殺人を
「これからの劇のための予行練習だ」と思っているところ。
それに、最初に書いたような『設定』だけぱっと目にすると
「こんな非現実的な設定?」と思ってしまうんだけど
読み進めて行くと何故かそれが不自然とは思えなくなってしまう。
私は案外暗示に弱い性格してるんだなぁ(自爆)。

登場人物は皆個性豊かで、特に主人公がだいぶアクの強い性格を
してる。部分部分でこの主人公の一人称で書かれているから
この主人公に好意とか好奇心が持てるかがある意味この作品の
分かれ道なのかも知れない(苦笑)。

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