私の代好きな作家さん、
森博嗣さんの短編集。

んー、どうやら私は
コンピューターばりばりの
SF的作品はあんまり好きじゃないよう。
ミステリーでそれをやられると
落ちになっても「ふーん」って
思えちゃう。ま、近未来ならどういう落ちでもつけられるわな、と。
私自身がそういうサイバータウンとかをイメージできない
せいでもあるんだけど(苦笑)。

これに収録されてる短編の中では、私はダントツに
「赤いドレスのメアリィ」と「探偵の孤影」が好き。
2つとも落ちがどこか物悲しいけど、そこに辿り着くまでの
ストーリーと落ちの物悲しさがすごくマッチしてると思う。
特に「赤いドレスのメアリィ」は『本名も住んでいるところも
分からない謎の老婆が真っ赤なドレスを着て毎日バスの
待合所に朝から晩までいる』っていう設定からすごく
惹かれた。やっぱり最初にぱっと示される謎が魅力的だと
最後まで夢中になって読めるなぁ。

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