迷宮百年の睡魔

2004年3月17日 読書
と、言う訳でレビューに挑戦。

シリーズ2作目。
前作『女王の百年密室』で登場した
サエバ・ミチルとロイディのペアが
足跡の残らない密室殺人に挑む作品。

…という作品なんだけど、推理物としてはかなり
読者を選ぶ作品なのかも。設定が近未来だから当然
現代の常識で犯人を探そうとするとどうしてもつっかかるわけで。
解答が提示されても「そんなんアリ!?」と思わず
言いたくなってしまう人も多いはず。
フェアかアンフェアか、って言われたら…ぎりぎりフェアくらい?
一応読者にはヒントらしき物は与えられるしね…。

文中の中には、ところどころ独特な哲学のような文章も
主人公、ミチルの語りとして登場。推理とは関係はないけど
そっちも読む価値あり。

以上、初レビューでした。

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